ハード ファミリーコンピューター
発売元 ENIX
ジャンル RPG(ロールプレイング)
発売年 1990年2月11日
価格 8,500円(税抜)
1990年(平成2年)といえば、スーパーファミコンが発売された年である。(スーパーファミコンは1990年11月21日に発売された)ということは、ドラゴンクエストⅣはファミコンの末期(成熟期)に発売されたということになる。価格も8,500円とかなり高額で小学生なんかにはお金の工面が難しかったのではないだろうか。Ⅲのときは平日発売だったため、学校を休んだり遅刻したりということがあったようなので、発売日を日曜日にしたという話も聞いた。
Ⅲの時とは違って、このソフトを買った時のことは全く覚えていない。たぶん、発売日にどうしても買ってやろうという意気込みもなかったのではないだろうか。同じ年の4月27日にファイナルファンタジーⅢが発売されているので、そちらのほうに気が行っていたのかもしれない。「たまねぎ剣士最強!」と今でも記憶に残っている。
閑話休題
さて、ゲームのほうであるがいろいろ考えた末、プレイステーション版で進めることにした。家にはファミコン版もプレイステーション版もあるので、どちらでもクリアしていると思う。ファミコン版は、あっさりと終った記憶がある。
プレイステーション版は、FC版発売から約11年半後の2001年11月22日に発売された。ファミコン版からいくつかの変更点や追加点がある。
- AIでの戦闘に「めいれいさせろ」コマンドが追加され、自分の思い通りに戦わせることができるようになった
- 移民の町が追加された
- 「ふくろ」が使えるようになった(5章より)
- 第6章が追加され、本編クリア後に新たなエンディングを迎えることができる
- ドラゴンクエストⅦに準じたグラフィックへの変更
やはり、シナリオの追加は大きな魅力と言えそう。ファミコン版のⅣのエンディングが今一つだったような記憶もある。ちなみにDS版は、中断セーブができることと、「ふくろ」が第一章から使えること、最後のダンジョンのマップ構成が変わっているらしい。もちろん2画面構成でのプレイとなる。一応、どんなものか手に入れてみたが。まあ、プレイステーション版でいいや。
攻略など
ファミコン版から10年以上経っていることと、ハード性能のアップから、グラフィック、音楽ともバージョンアップしている。オーケストラ版に基づいたものになっており、プレイステーション版だけだそうだ。
1章から5章(プレイステーション版以降は6章あり)で構成されており、オムニバス形式と言える。1章から4章は短いので気軽にプレイできる・・・。はずだったが、2章ではやくも積んでしまった。エンドールの城で王様に話し、武術大会に出場することになるのだが、5人を倒さなければならないのに、2人目で苦戦し、3人目からどうしも先に進めなかった。ロールプレイングゲームの鉄則として、「レベルを上げれば大丈夫」程度ではどうにもなりそうになかった。レベル12~13に上げてもあまり変化がなく、どこかで武器か防具を取り忘れているのではないかと考えた。
今回は攻略サイトを見ずにプレイしているので、途方に暮れた。しょうがないので、キーワード検索で調べてみた。「選手控室で鉄のツメを購入しよう」と出てきた。えっ、そんなショップあった?ありました。
攻撃力の上がり方が半端ない。これなら勝てる。自分だけかもしれないが、武術大会では注意。
第3章でも悩んだところがある。これは、自分のせいというよりもゲームの仕様のせいだと思う。レイクナバ北の洞窟に入ったときに「鉄のきんこ」を取ると扉が閉まって外に出られなくなる。通常なら「鉄のきんこ」を元に戻して何か重たいものを近くから運んでくるのだが、鉄のきんこを元にもどせない。「すてる」「つかう」などやってみるが変化なし。元にもどせないのだ。コマンド総当たりでやってみると「しらべる」が正解だった。あせった!