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ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

ハード   ファミリーコンピューター
発売元   ENIX
ジャンル  RPG(ロールプレイング)
発売年   1990年2月11日
価格    8,500円(税抜)

1990年(平成2年)といえば、スーパーファミコンが発売された年である。(スーパーファミコンは1990年11月21日に発売された)ということは、ドラゴンクエストⅣはファミコンの末期(成熟期)に発売されたということになる。価格も8,500円とかなり高額で小学生なんかにはお金の工面が難しかったのではないだろうか。Ⅲのときは平日発売だったため、学校を休んだり遅刻したりということがあったようなので、発売日を日曜日にしたという話も聞いた。

Ⅲの時とは違って、このソフトを買った時のことは全く覚えていない。たぶん、発売日にどうしても買ってやろうという意気込みもなかったのではないだろうか。同じ年の4月27日にファイナルファンタジーⅢが発売されているので、そちらのほうに気が行っていたのかもしれない。「たまねぎ剣士最強!」と今でも記憶に残っている。

閑話休題
さて、ゲームのほうであるがいろいろ考えた末、プレイステーション版で進めることにした。家にはファミコン版もプレイステーション版もあるので、どちらでもクリアしていると思う。ファミコン版は、あっさりと終った記憶がある。

プレイステーション版は、FC版発売から約11年半後の2001年11月22日に発売された。ファミコン版からいくつかの変更点や追加点がある。

  • AIでの戦闘に「めいれいさせろ」コマンドが追加され、自分の思い通りに戦わせることができるようになった
  • 移民の町が追加された
  • 「ふくろ」が使えるようになった(5章より)
  • 第6章が追加され、本編クリア後に新たなエンディングを迎えることができる
  • ドラゴンクエストⅦに準じたグラフィックへの変更

やはり、シナリオの追加は大きな魅力と言えそう。ファミコン版のⅣのエンディングが今一つだったような記憶もある。ちなみにDS版は、中断セーブができることと、「ふくろ」が第一章から使えること、最後のダンジョンのマップ構成が変わっているらしい。もちろん2画面構成でのプレイとなる。一応、どんなものか手に入れてみたが。まあ、プレイステーション版でいいや。

攻略など
ファミコン版から10年以上経っていることと、ハード性能のアップから、グラフィック、音楽ともバージョンアップしている。オーケストラ版に基づいたものになっており、プレイステーション版だけだそうだ。

1章から5章(プレイステーション版以降は6章あり)で構成されており、オムニバス形式と言える。1章から4章は短いので気軽にプレイできる・・・。はずだったが、2章ではやくも積んでしまった。エンドールの城で王様に話し、武術大会に出場することになるのだが、5人を倒さなければならないのに、2人目で苦戦し、3人目からどうしも先に進めなかった。ロールプレイングゲームの鉄則として、「レベルを上げれば大丈夫」程度ではどうにもなりそうになかった。レベル12~13に上げてもあまり変化がなく、どこかで武器か防具を取り忘れているのではないかと考えた。

今回は攻略サイトを見ずにプレイしているので、途方に暮れた。しょうがないので、キーワード検索で調べてみた。「選手控室で鉄のツメを購入しよう」と出てきた。えっ、そんなショップあった?ありました。

攻撃力の上がり方が半端ない。これなら勝てる。自分だけかもしれないが、武術大会では注意。

第3章でも悩んだところがある。これは、自分のせいというよりもゲームの仕様のせいだと思う。レイクナバ北の洞窟に入ったときに「鉄のきんこ」を取ると扉が閉まって外に出られなくなる。通常なら「鉄のきんこ」を元に戻して何か重たいものを近くから運んでくるのだが、鉄のきんこを元にもどせない。「すてる」「つかう」などやってみるが変化なし。元にもどせないのだ。コマンド総当たりでやってみると「しらべる」が正解だった。あせった!

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4年ぶりの『GEARS 5』クリアまで

XBOX ONE 専用タイトルとして出た「GEARS 5」をやるために、一気にGears of War1~4までやったのが4年前。しかし、「GEARS 5」のACT4のところでゲームを投げ出して、4年間も寝かしたままになっていた。

その理由は、このゲームをやった人ならわかると思う。

今まで一緒に戦ってきたJDかデルのどちらかを選ばなければならないのだ。これは、正直きつかった。JDはマーカスの息子であり、Gears of War4の主人公。デルは、戦闘で生死を共にしてきた大切な仲間である。4年前の自分にはどちらかを選ぶことなどできなかった。それで、放置するしかなかった・・・・。

しかし、4年後の自分は違っていた。「そりゃやっぱJDでしょ。マーカス悲しむし」

ゲームはとんとんと進み、あっという間にエンディングへ・・・。

自分の母親を「彼女」と呼んでいるところにケイトの覚悟を感じる。それにしても、この4年間は何だったのだろう。しかし、もっと困ったことは、「GEARS 5」発売後5年も経っているのに、「GEARS 6」の開発の噂すら聞こえてこないことである。エンディングを迎えても、続きがありありで、謎も残っている。どうしてくれるんだろうか。おあとがよろしくないようで・・・・。オチにもならない。

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ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ハード   ファミリーコンピューター
発売元   ENIX
ジャンル  RPG(ロールプレイング)
発売年   1988年2月10日
価格    5,900円(税抜)

懐かしい・・・。このゲームは発売日に買いに行った。世の中はドラクエブームで、いかに当日にゲームを手に入れるかで熱くなった時代でもあった。当時のニュースでも並んでいる写真とか、フィーバーした様子が伺える。

実は、私もその一人で当時学校に勤めていたのだが、教え子を連れて買いに行った記憶がある。しかし、今考えてみるとその日は水曜日・・・。まさか、学校をさぼって買いに行ったわけでもないと思うが・・・。ずいぶん前のことなので、記憶は曖昧だが、当時「キャン〇」というゲーム販売店があって、社長さんと小さな店をやっている時からの知り合いだったので、電話で頼んで3つほど用意してもらった記憶がある。たぶん、早朝販売だったような気がする。朝早くから並んで手に入れたのではないかと思う。

さて、昔話はこれくらいにして、久しぶりにドラクエⅢをプレイした。プレイを開始したのは、3カ月ほど前になり、昨日、やっとゾーマを倒した。どのプラットフォームでやろうか考えたが、やっぱり「すごろく場」と「隠しダンジョン」はあったほううがいい。今後プレイする人のためにも(このブログを見に来る人がいるかは疑問だが)プラットフォーム別の違いを簡単に箇条書きにする。

ファミリーコンピュータ オリジナル 1988年発売

スーパーファミコン 1996年発売 

  • グラフィックがリメイクされ、モンスターの攻撃モーションもある
  • 「盗賊」が追加された
  • キャラクターの性格がある
  • すごろく場
  • 小さなメダル
  • エンディング後に追加ダンジョンがある

ゲームボーイカラー 2001年12月8日 発売

  • スーパーファミコン版がベースであるが、グラフィックは退化
  • 氷の洞窟に、グランドラゴーンという裏ボスが存在
  • モンスターメダル

PS4、3DS、スマホ

  • 作戦(AI戦闘)が追加された
  • 中断セーブ機能が追加された
  • すごろく場が廃止された。

こうやって見てみると、やっぱりスーパーファミコン版がよさそうだと考えた。プレイはスーパーファミコン版ですすめることにした。


やっぱり、タイトルもきれい。期待できる。さて、いよいよプレイ開始である。ファミコン版をプレイして30年以上が経っているので、攻略方法やエンディングなどはほとんど覚えていない。今は攻略本だけでなく「攻略サイト」もたくさんあるので、ちょろちょろ見ながらプレイしてみることにする。

勇者の性格を決める
オープンニングの性格診断で勇者の性格が決まる。攻略サイトを見てみると「おすすめ性格」があるようだが、ここは性格診断通りに従う。結果は「いっぴきおおかみ」だった。なんか、しっくりとくる診断である。

仲間の職業と性格を決める
職業は転職ができるので、ある程度先を見越して決めなくてはならない。最終的には「勇者」「戦士」「盗賊」「賢者」にしたいと思っている。
遊び人→賢者→盗賊(さとりの書が必要なく、呪文の使える盗賊になれる)
盗賊→賢者(さとりの書)
魔法使い→戦士(バイキルト、イオラを習得後)
初期パーティーに僧侶を入れないと回復がたいへんかもしれないが、「薬草」で乗り切ろうと思っている。
性格はすべてのステータスの伸びが良い「セクシーギャル」一択。なかなか難しいが何度もチャレンジすればなんとかなる。(当然女性しかなれないので)出来上がった初期パーティーは!

勇者   (いっぴきおおかみ)  M
盗賊   (セクシーギャル)   F
魔法使い (セクシーギャル)   F
遊び人  (セクシーギャル)   F

攻略などちょこっと

基本的には、町の人々の会話から情報を集め・・・いや、攻略サイトや発売されているガイドブックなどを見るといいと思う。イラストやちょっとした解説に夢が膨らみ攻略のモチベーションも上がる。適度に悩みながら進めるのがRPGの楽しみでもあるし。

  • 最初は「アリアハン」の町の周辺でレベル上げをする。無理して遠出はしない。
  • レベルが2~3に上がったら「ナジミの塔」へ。「盗賊の鍵」を入手。
  • 「レーベの村」で「魔法の玉」を入手し、東に進み泉のほとりにあるいざないの洞窟で「魔法の玉」を使うと次に進める。
  • ロマリア大陸の冒険が始まる。ロマリアの王から盗賊の「カンダタ」討伐を依頼される。
  • 夜の「カザーブ」では、メタル退治に有効な「毒針」が道具屋の宝箱にある。
  • 「カンダタ」戦は魔法使いにスクルトを2~3回唱えさせると楽勝になる。
  • 取り戻した王冠を返そうとすると「王にならないか」と言われるが「はい」と答えるとめんどうなことになるので、やめておいたほうが。
  • 「ノアニール」で情報収集したら「エルフの隠れ里」を見つける。女王に話を聞いた後、「ノアニール西の洞窟」を攻略し「夢見るルビー」を手に入れる。
  • 「目覚めの粉」を「ノアニール」で使うと町が復活する。道具屋にも防具が販売されたり、アイテムもあったりするので町を探索する。
  • 「アッサラーム」の町を経由して砂漠の中にあるオアシスへ。ここに「イシス」がある。この辺の敵が強くてレベルアップしていていないと死んでしまうので、後の「ピラミッド」攻略のことも考えると、レベル12は必要だろう。
  • 「ピラミッド」での目的は「魔法の鍵」を取ることである。3階には、謎解きがあって、イシスでこどもが歌っていた歌がヒントになる。「まんまるボタンでとびらがひらく。東の西から西の東へ。西の西から東の東へ。」
  • 「魔法の鍵」を手に入れたら「アリアハン」や夜の「イシス城」で宝物庫のアイテムを手に入れる。
  • 「ロマリア」から北西にある関所の中の祠に行き「ポルトガ」に向かい、王から「黒コショウ」調達の依頼と手紙をもらう。
  • 「アッサラーム」の北東の「ノルドの洞窟」で手紙を使うとポルトガ方面に行けるようになるので、「バハラタ」を目指す。
  • 今日は、ここまで。また、おいおい更新します。

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AKIRA

ハード   ファミリーコンピューター
発売元   TAITO
ジャンル  ADV(アドベンチャー)
発売年   1988年12月24日
価格    6,800円(税抜)

このゲーム、非常に難しい。アドベンチャーパートも、選択肢を間違えるとすぐにゲームオーバーになってしまう。しかも、セーブ方法がバッテリーではなくパスワード方式なのだ。当時だったら、絶対投げ出しているだろう。

しかし、このゲームの恐ろしさは、アドベンチャーパートだけではない。シューティングパートが、激ムズなのである。

わけのわからない敵が出てきて、あっという間に死んでしまうのである。あまりにも打つ手がなくて途方にくれてしまう。一つだけ、救いがあるとすれば、リトライができることだろう。失敗したらパスワードセーブからやり直しではなく、直前からリトライが可能なのである。これがなかったら、たぶん、ゲームカセットを投げつけていたかもしれない。

ここで詰まってしまうとゲームを進めることができないので、自分なりの工夫した攻略法を書いておく。(ネットの動画も参考にした)

・敵はトンネルの奥の左右のどちらかから出てくるので、最初に十字キーで照準を固定する。(トンネルの奥のほうで、左右のどちらか)以後、十字キーは触らない。
・敵が出てきたら、Aボタンで数発撃つ。
・運よく当たったら、もう一度同じ方向から出てくるので、撃つ。
・当たらない場合は、素早くBボタンを押しっぱなしにして、かわす。
・すぐに、セレクトボタンを押して、振り向く。
・同じく、Aボタンで撃ち、当たらなければBボタンでかわす。(ここで、下手に十字ボタンを操作しようとするとゲームオーバーになるので、とにかくBボタンでかわすことを優先する。
・セレクトボタンで振り向く。

上のような動作を繰り返していたら、たぶん大丈夫ではないだろうか。7機撃墜でクリア。次のシューティングは、前方からしか攻撃がないので、簡単ではないかと思う。

ネタばれになるので、詳しくは書かないが、エンディングがいくつか存在する。鉄雄をレーザーで攻撃する場面で、すべてを外さないと次に進まない。そして、最後の選択肢でいくつかのエンディングに別れる。

攻略サイトを見ながらやると、1時間と少しでクリアできる内容である。ストーリーはAKIRAの映画に準じている。このゲームを、PS4で作ったらすごいものになっているだろう。フルリメイク(もちろんストーリーも再構成)すれば、売れるだろう。

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ついにWizardryをプレイする?

どのプラットフォームでWizardryをプレイするか、悩んでいた。まあ、とにかく集めれるだけ集めてみようということで、第1案と、第2案に沿って集めてみた。もちろん、常識の範囲での購入であり、高価な物には手を出していない。

これが、第1案のソフト達である。Ⅰ~Ⅴまでをプレステ版で揃え、Ⅵ~Ⅶはサターン版となる。これが、一番現実的ではないだろうか。プレイもしやすそうである。問題はⅧであるが、実は、GOGで英語版のⅧは購入済みである。ところがである、なんと友人がうれしいニュースを知らせてくれたのである。

2023年冬には日本最大のレトロゲーム配信サイト「プロジェクトEGG」より『Wizardry Legacy -BCF,CDS & 8-』の販売が決定。

少々値段は張るが、これはもう購入するしかないと思っている。ということで、Ⅰ~Ⅷまで、何と日本語でプレイできることになってしまいそうなのだ。このタイミングでこの発表は、運命的なものを感じる。

さて、第2の候補である。

これは、スーファミ版を基準にして揃えたものである。ちょっと分かりにくいが、左の上にあるのは、NINTENDO POWERの書き換え専用で出たウィザードリィ3本セット、正式タイトルは「ウィザードリィⅠ・Ⅱ・Ⅲ Story of Llylgamyn」である。

Ⅳはスーファミでは出ていないので、プレステ版で。そして、Ⅴ、Ⅵはスーファミ版がある。Ⅶは、サターン版。そして、Ⅷは年末に発売されるWizardry Legacy -BCF,CDS & 8-で。ウィザードリィのファミコン版(スーファミ版はファミコン版準拠)は、出来がいいらしいので遊んでみたいが、プラットフォームが変わってしまうと、操作方法も変わってしまうだろうし、キャラクターの転送にも支障が出るかもしれない。Ⅳがないのが悔やまれる。

なんやこんやで、プレイ開始

プレステ版のリルガミンサーガで、プレイを開始した。プレイ記録は、また後日・・・。しかし、序盤から厳しい。呪文は使えないし、敵は強いし、自由に探索すらさせてくれない。友人は、APPLE版でプレイをスタートさせたらしいが、殴り殺され、生き返らせようとしたが、いきなり灰になったそうだ。Wizardry恐るべし。

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ワンチャイ コネクション

ハード   セガサターン
発売元   セガ(開発 マイクロネット)
ジャンル  ADV(アドベンチャー)
発売年   1994年(平成6年)11月22日

PC-88での「軽井沢誘拐案内」に始まり、PC-98での「殺しのドレス」など、アドベンチャーゲームが大好きなのである。アニメーションや、スプライトなどが必要のないアドベンチャーゲームは、当時、マシンのスペックが低くても最高のものが作れたのではないだろうか。今でもその当時のゲームが名作として語り継がれているものもある。

その中でも代表的なものが、ファミコンにも移植された「ポートピア連続殺人事件」ではないだろうか。「ポートピア連続殺人事件」「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ」前出の「軽井沢誘拐案内」は、堀井雄二初期の三部作と言われている。

閑話休題

セガサターンのローンチタイトルの一本として、「バーチャファイター」「MYST」「麻雀悟空 天竺」らと同時に発売されたそうだ。このゲームを知るまで実機は持ったことがなかった。当時はスーパーファミコンが全盛で、プレステ(プレイステーション)が発売された頃なので、もっぱら関心はプレステに行っていたように思う。それから、およそ30年を経てサターンの実機を手に入れるようになるとは、自分でもびっくりしている。

ゲームの見どころ、やりどころ
1.前編香港ロケによる実写の動画によりゲームが進んでいく。
2.ゲームを彩る豪華キャスト陣。
3.原作・シナリオがなんと ジェームス三木 氏

では、順におすすめポイントを見ていく。このゲームは「実写アドベンチャーゲーム」と言えるものであり、コマンド選択の後、いくつかのチェックポイントをクリアすると、実写の動画が流れ、物語が次の段階へ進んでいくというゲームである。しかし、その映像が・・・。当時としては画期的だったかもしれないが。

次は、豪華なキャスト陣を紹介しなければならない。
マイケル李(マイケル・リー)   演 – 布川敏和
香港警察署の敏腕刑事で、凶悪犯には強いが女性には弱い?

麗燕(ライ・イン)        演 – 杉本彩
「全裸女性殺人未遂事件」の被害者で、事件の影響で記憶を失ってしまう。

ポール黄(ポール・ワォン)    演 – 大城英司
街のチンピラ。マーガレットホテルの元従業員。
捜査本部長            演 – 原田大二郎
マイケルの上司。熱い人。

布川さんと杉本さんのダブル主演でお腹いっぱいになりそうだが、トドメの原田大二郎と来ている。二人のズダズダな演技も見どころで、大ちゃんのオーバーアクションが更に花を添えている。

最後は、アドベンチャーゲームの肝ともいえるシナリオを、あの大河ドラマ『独眼竜政宗』の脚本家であるジェームズ三木さんが担当しているから、つまらない訳がない。また、当時の同性愛者に対する見方などを窺い知ることもでき、貴重な資料ともいえる。

やってみたくなったのではないだろうか。これを見ずして、サターンは語れない?かも。堀井雄二の初期三部作からのアドベンチャーゲームの進化?を見るためにもぜひ。そこで、プレイしたいと思った人に少しアドバイスを。

自分の席で「質問の整理」をするのだが、聞き込みや証拠の入手で質問が増えることがあるので、定期的に自分の席に戻って増えている質問は追加するようにするとよいと思う。

また、できるだけ自力で解きたい人は、ランク(難易度)を初級にしておくと、画面の下にチェックポイントの数が表示され、いくつクリアできたかがわかる。

上の例だと、チェックポイントが13あり、その内の4つをクリアしているということ。セガサターン本体も、そして、ワンチャイコネクションも非常に安価に手に入る。ぜひ、プレイを!

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Wizardryをプレイする最高のプラットフォームは?

断捨離のため、部屋を整理していたら、こんなものが出てきた。懐かしの「Wizardry1」である。はるか昔はApple IIcも持っていたので、英語版をプレイ後購入したものかもしれない。(Apple IIcの購入動機が、Ultimaをプレイすることだったので、ひょっとしたら、98版が初プレイかもしれないが)

この重厚なパッケージを見ていると、Wizardryをプレイしたいという思いがふつふつと湧いてきた。これは、抑えようがないものだ。また、同時期に、ゲーム好きの友人からLINEで、「Wizardry Collection」を手に入れたという、抑えようがない思いに火をつけるようなメッセージが届いた。もう、これは、プレイするしかない。

結構な値段がするはず。

このPC-98版をプレイしようかとも考えたが、購入してからあまりにも時が経っている。1985年の発売だから、なんと38年も・・・。就職した頃ではないか。

それで、考えた。どうせプレイするなら、最高のWizardryをプレイしたい。英語は今一つなので日本語でプレイできて、尚且つ、オリジナルに近い物。そして、プレイしやすいものをと考えた。とりあえず、Sir-Techオリジナルシリーズをプレイしようとすると、どのようなプラットフォームがあるかを調べてみた。

以下、Wikiのウィザードリィのシリーズ一覧より
Wizardry #1 – Proving Grounds of the Mad Overlord(狂王の試練場)
Wizardry #2 – Knight of Diamonds(ダイヤモンドの騎士)
1982年 Apple II、C64
1985年 IBM PC
1986年 日本語PC
1989年 MSX2
1990年 FC(『ウィザードリィIII』)
1993年 PCE(『1&2』収録)発売:ナグザット 開発:アクセス
1998年 PS/SS/Windows(以上3点『リルガミンサーガ』収録)
1999年 SFC(NP・『ストーリーオブリルガミン』収録)
2001年 GBC(『ウィザードリィIII』)
2004年 NTTドコモ iアプリ/FOMA900i以降(『Wizardry ORIGINAL #2』)
Wizardry #3 – Legacy of Llylgamyn(リルガミンの遺産)
1983年 Apple II
1984年 C64
1986年 IBM PC
1987年 日本語PC
1989年 FC(『ウィザードリィII』)
1990年 MSX2
1994年 PCE(『3&4』収録)発売:ナグザット 開発:アクセス
1998年 PS/SS/Windows(以上3点『リルガミンサーガ』収録)
1999年 SFC(NP・『ストーリーオブリルガミン』収録)
2001年 GBC(『ウィザードリィII』)
2004年12月20日 NTTドコモ iアプリ/FOMA900i以降(『Wizardry ORIGINAL3 -Legacy of Llylgamyn-』)
Wizardry #4 – The Return of Werdna(ワードナの逆襲)
Apple II
PCエンジン用ソフト『ウィザードリィIII&IV』
1999年 PS(『ニューエイジオブリルガミン』収録)
Wizardry #5 – Heart of the Maelstrom(災渦の中心 / 災禍の中心)
1988年 Apple II、C64
1990年 PC-8801/PC-9801[8]、FM TOWNS
1992年 PCE 発売:ナグザット 開発:アクセス、SFC 発売:アスキー,1999年 PS(『ニューエイジオブリルガミン』収録)
2002年 Windows(『ニューエイジオブリルガミン』収録)
Wizardry 6 – Bane of the Cosmic Forge(禁断の魔筆)
1990年 IBM PC、Amiga
1991年 PC-9801、FM TOWNS
1995年 SFC
1996年 SS(『6&7』収録)
2007年 Windows(『月刊アスキー別冊 蘇るPC-9801伝説 永久保存版 第2弾』収録)
2013年5月23日 Windows(GOG.comによる英語版ダウンロード配信(DOS版ベース)、CDSとのカップリング)
2013年9月11日 Windows/Macintosh/Linux(Steamによる英語版ダウンロード配信、CDSとのカップリング)
Wizardry 7 – Crusaders of the Dark Savant(ガーディアの宝珠)
1993年 IBM PC
1994年 PC-9801、FM TOWNS
1995年 PS
1996年 SS(『6&7』収録)、Windows(『Wizardry Gold』)
2008年4月22日 Windows (PC-9801版の移植でプロジェクトEGGでの日本語版ダウンロード配信[21])
2013年5月23日 Windows(GOG.comによる英語版ダウンロード配信、BCFとのカップリング、GOLDとDOS版を同梱)
2013年9月11日 Windows/Macintosh/Linux(Steamによる英語版ダウンロード配信、BCFとのカップリング)
Wizardry 8
2001年 Windows(英語、日本語)
2013年5月23日 Windows(GOG.comによる英語版ダウンロード配信)
2013年9月11日 Windows/Macintosh(Steamによる英語版ダウンロード配信)
Nemesis – the Wizardry Adventure
日本語版は1998年にWindows版(エレクトロニック・アーツ)
セガサターン版(ショウエイシステム)

うーん、一番簡単に全部揃えるなら、「ウィザードリィ・コレクション」を購入すればいいのだろうが、98版をエミュレータで動かす必要があるし、値段が・・・。

それで、いろいろ総合的に考えた末に出た結論が、上の表の赤字の部分の組み合わせである。プレステとセガサターンの組み合わせは、決して安価ではないが集めやすく、比較的オリジナルに忠実なWizardryがプレイできるのではないだろうか。最後まで、悩みに悩んだもう一つの組み合わせが、緑字の部分の組み合わせである。ファミコン版の上位移植のスーファミ版は、プレイしやすさという点ではピカ一かもしれない。ただ、タイトルの順番が変わっていたり、Ⅳが抜けていたりするので、次点としたが、PS版とSS版の組み合わせにSFC版を入れてもいいかもしれない。

Wizardry 8は、現実的にはSteamによる英語版となるだろう。

結論1

Ⅰ~Ⅲ PS版『リルガミンサーガ』
Ⅳ~Ⅴ PS版『ニューエイジオブリルガミン』
Ⅵ~Ⅶ SS版『6&7』
Ⅷ   Steamによる英語版

結論2

Ⅰ~Ⅲ SFC(NP・『ストーリーオブリルガミン』
Ⅳ   PS版『ニューエイジオブリルガミン』
Ⅴ~Ⅵ SFC
Ⅶ   PS
Ⅷ   Steamによる英語版

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たけしの挑戦状

ハード   ファミリーコンピューター
発売元   タイトー
ジャンル  ADV(アドベンチャー)
発売年   1986年(昭和61年)12月10日

1986年の発売だから、就職して3年~4年頃か。ドラゴンクエスト(通称ドラゴンクエストⅠ)が発売された年である。かなり話題になっていたから購入したかもしれないが、絶対にクリアはしていないと思う。また、買っていたとしてもすぐに売っただろう。とてもクリアなんてできなかっただろう。80万本売れたというから、有名どころの「スターソルジャー」が100万本らしいので、当時としてはかなり売れたということなのだろう。

ゲームを始めると、とにかくよく死ぬ。クリアするまで葬式場面を何度見せられたことか・・・。そこで、絶対に覚えておかなければならないことが二つある。

1.死んでから葬儀の絵が出るまでに、AボタンとBボタンを同時に三回押すことでハート4個から復活できる。慌てなければほぼ復活できる。Aボタンを押しっぱなしにして、Bボタンを三回押してもよい。

2.敵が増えてきたら、SELECTボタンを押そう。サブ画面を表示してゲームに戻ると、敵が消えている。後半で銃を手に入れるまでは、逃げて戦わないほうが無難だと思う。

上の二つを活用しても、よく死んでくれるのでセーブはしておかなければならない。(えっ?パスワードセーブだって?)中古で購入したこのゲームの説明書にもパスワードが書かれていた。試しに入れてみてもおもしろいかも。

自分がクリアを目指して、最大の難関だったのがハングライダーでのスクロールアクションだ。前後しか動かせず、しかも、下降するしかできないという。上昇するには上昇気流(波のようなもの)にぶつからないといけない。最初は知らずに,撃ちまくっていた。下の画像が4番目の島である「チョバリン島」である。この島の左の平野部分に着陸するのだが、地面に触れてしまうと死んでしまう。うまく着地ができると、

なんか突然下のような画像が表示され、無事に島に到着したことがわかる。

この場面のクリア条件として、3番目の島か4番目の島に着陸するとよいらしい。上級者は3番目の島に上陸して、ワープトンネルを通って4番目の島に行くそうだ。

シューティングがけっこういやらしいので、早めに飛行を終わらせることがいいそうだが、あまりにシューティングに集中していると、4つめの島も通り越してしまう。一瞬ここがゴールなのかと勘違いをしてしまうが、やはりたけしのゲーム。ここは、フェイクなのだ。

やっと、島に上陸し、いくつかイベントをこなし(このへんは、ネットの情報を参考に)、山の上の入り口から地下トンネルに入るところで、先に進めなくなった。山の頂上にジャンプがうまくできないのである。十字キーの下を押しながらBボタンで高いジャンプができるのだが、とにかく頂上に上がれない。何度も何度も失敗しながらやっと頂上に上がれた。

この写真の場所あたりでしゃがむと、地下洞窟にいけた。あとは、道なりにと言いたいが、どこで次の地下洞窟に行けるかがわからない。途中でハートが回復する場所などもあるが、ゴールの手前なので、あまりありがたみはない。

どうにか宝をゲットして、たけしから「えらいっ」と言われて終了・・・。かと思いきや5分ほど待つと、再びたけしからメッセージが。これが、真のエンディングらしい。たけしが最後の最後に何と言ったかは、実際にゲームをクリアして確かめてみてほしい。

5分ほど経つと・・・。

おまけ

森田健作さんにも会えましたよ!元知事じゃなくて、「男はつらいよ」の小林弘二の森田健作だ。「吉川くーん」。知らないだろうな。放送当時は小学生だったな。

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二の国 漆黒の魔導士(任天堂 DS)

対応機種:ニンテンドーDS
発売日:2010年12月9日
価格:6.800円
発売:レベルファイブ
 「ある事故で最愛の母を亡くしたオリバーが、関西弁で喋る妖精の「シズク」と共に、“母親を生き返らせる”ために、自分を封印し“二ノ国”を支配する闇の魔導士「ジャボー」を倒すために、二ノ国に旅立つ。」という物語である。
 音楽は、久石 譲。アニメーションはスタジオジブリ。各キャラクターの声を担当する声優陣もすごい。主人公のオリバーは多部未華子、シズクは、古田新太。サブキャラの二人は長澤まさみ、大泉洋。他にも、八嶋智人、渡辺えり、溝端淳平も。
 このソフトのユニークなところは、「マジックマスター」と言われる、ハードカバーで全352ページあるしっかりとした書籍がついていることだ。実は、この書籍がないとゲームの進行ができない。


 実際のゲームはどうかというと、ゲームの一般的な評判は、あまり良くなようだが、実際にプレイしてみるとけっこう楽しめた。しかし、せっかくの書籍(マジックマスター)が、ゲームプレイの足枷になっている。魔法はマジックマスターに載っているルーンをタッチペンで描くことで覚えられるようになっていて、一度覚えた魔法は、コマンド選択でも使えるが、肝心な時の魔法は、マジックマスターを見ながらペンで描く必要がある。携帯機なので、外に持ち出したい場合もあるので、魔法を描いたページをPDF化して、スマホに取り込んでいた。(そこまでしてやりたいか?)
 物語はサクサク進み、要所要所に出てくるボスも、ちょっと厳しいと思ったら、弱い敵を倒してレベルを上げることで簡単に倒すことができる。「イマージェン」と言われる、一緒に闘うモンスターのようなものの育成もはまると面白いかもしれないが、ストーリーを進める上ではそれほど重要ではなかったりする。
 また、サブクエストもけっこうあるが、全部をクリアしなくても、最終ボスを倒すことはできる。サブクエストを行うと、有用なアイテムをもらえるので、やるには越したことはないが。紫色の宝箱は、終盤にならないと開けることができないが、最後のほうのいくつかを開けたくらいで、ほとんどのダンジョンの紫の宝箱を開けずにクリアしてしまった。
 オリバーはジャボーを倒し、お母さんを生き返らせることができたのか。この、この写真の意味は・・・・。

ちなみに、クリア後も「モーヤの塔」という追加ダンジョンがあり、やりこみ要素もある。

ぜひ、ゲームを購入して、楽しんでもらいたい。
ゲームのみでは、安価に購入できるが、マジックマスターがないと遊べないので、書籍付きを購入すること。
クリア時情報
プレイ時間 40時間
主人公   レベル36