昔のカセットテープを聞いてみたくなった。突然こんな欲求が出てくる。さて、どうするか?今のところ、カセットテープを聞くためのプレーヤーが我が家にはない。(正確には故障している)
ちょっと、調べてみるとデジタル全盛の今でもいろいろな製品があるようだ。再生専用のプレーヤや、パソコンとUSB接続してそのまま取り込める(データ化)できるものもある。カセットテープ MP3変換プレーヤーオートリバースにも対応しており、販売店もサンワサプライなのでサポートも安心である。
とりあえず、聞いてみることがメインなので、安価で音質がそこそこなものから探してみると、ION AUDIO の TAPE EXPRESS というのがよさそうだった。だが、アマゾンなどは扱いが終了していたので、手に入らなかった。手に入らないとどうしても手に入れたくなるのが人の性。結局、保証なしの並行輸入製品を手に入れた。
パッケージの中身は上記のようなかんじで、まあ、ヘッドフォンが付いているのでTAPE EXPRESS PLUS となっているようだ。気になるのは、ステレオ録音ができるのかという点だ。結構、安価な製品はモノラルだったりすることがあるかも。
付属CDを入れて専用ソフトを起動して・・・と思ったが、黄色に紙に「最新版をインストールするよう」と書いてある。ホームページ行くと、ダウンロードできる場所があった。
最新版をダウンロードして、あとは、画面表示に従って録音をすればよかった。
入力のゲインの調整などもできるので、録音レベルが低い時にはやってみるとよい。
昔、録音していた時に習ったのは黄色のゲージが点灯するくらいがいいということだったので、目安に調整した。
無音の部分を判断して、トラックを分割するオプションもある。
録音終了後にはアルバムタイトルや、アーティスト、曲名などを入力する欄もあり、iTuneフォルダに自動に保存される。
作成されたデータは
1411.2 kb/s, 44.1 kHz, 16 bits, 2 channels, PCM (Little)
のWAVファイルとなっており、CDと同じビットレートと周波数となっていた。
入力レベルメーターで、そこそこ判断はできたのだが、念のため、Audacityで確認してみた。
左右の波形が違ってる。きちんと、ステレオで取り込めているということで、安心した。
添付ソフトをつかわなくても、接続した時点で、USB PnP Audio Device と認識されているので、そのまんま使い慣れたAudacityでも取り込める。
そのまま、ファイルサイズの小さいMP3などにも出力できるので、こちらのほうがお勧めかも。
このTAPE EXPRESS であるが、大きな欠点がある。自分だけの個体だけかもしれないが、プレーヤを立てると、ゴーーという音が入って、とても聴けたものではない。当然持ち歩く何てご法度。音質を気にせず、簡易にデジタル化するには、よい選択肢かもしれない。
変換プレーヤを使わない方法は、また、次回に!