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Retro Games Fire

二の国 漆黒の魔導士(任天堂 DS)

対応機種:ニンテンドーDS
発売日:2010年12月9日
価格:6.800円
発売:レベルファイブ
 「ある事故で最愛の母を亡くしたオリバーが、関西弁で喋る妖精の「シズク」と共に、“母親を生き返らせる”ために、自分を封印し“二ノ国”を支配する闇の魔導士「ジャボー」を倒すために、二ノ国に旅立つ。」という物語である。
 音楽は、久石 譲。アニメーションはスタジオジブリ。各キャラクターの声を担当する声優陣もすごい。主人公のオリバーは多部未華子、シズクは、古田新太。サブキャラの二人は長澤まさみ、大泉洋。他にも、八嶋智人、渡辺えり、溝端淳平も。
 このソフトのユニークなところは、「マジックマスター」と言われる、ハードカバーで全352ページあるしっかりとした書籍がついていることだ。実は、この書籍がないとゲームの進行ができない。


 実際のゲームはどうかというと、ゲームの一般的な評判は、あまり良くなようだが、実際にプレイしてみるとけっこう楽しめた。しかし、せっかくの書籍(マジックマスター)が、ゲームプレイの足枷になっている。魔法はマジックマスターに載っているルーンをタッチペンで描くことで覚えられるようになっていて、一度覚えた魔法は、コマンド選択でも使えるが、肝心な時の魔法は、マジックマスターを見ながらペンで描く必要がある。携帯機なので、外に持ち出したい場合もあるので、魔法を描いたページをPDF化して、スマホに取り込んでいた。(そこまでしてやりたいか?)
 物語はサクサク進み、要所要所に出てくるボスも、ちょっと厳しいと思ったら、弱い敵を倒してレベルを上げることで簡単に倒すことができる。「イマージェン」と言われる、一緒に闘うモンスターのようなものの育成もはまると面白いかもしれないが、ストーリーを進める上ではそれほど重要ではなかったりする。
 また、サブクエストもけっこうあるが、全部をクリアしなくても、最終ボスを倒すことはできる。サブクエストを行うと、有用なアイテムをもらえるので、やるには越したことはないが。紫色の宝箱は、終盤にならないと開けることができないが、最後のほうのいくつかを開けたくらいで、ほとんどのダンジョンの紫の宝箱を開けずにクリアしてしまった。
 オリバーはジャボーを倒し、お母さんを生き返らせることができたのか。この、この写真の意味は・・・・。

ちなみに、クリア後も「モーヤの塔」という追加ダンジョンがあり、やりこみ要素もある。

ぜひ、ゲームを購入して、楽しんでもらいたい。
ゲームのみでは、安価に購入できるが、マジックマスターがないと遊べないので、書籍付きを購入すること。
クリア時情報
プレイ時間 40時間
主人公   レベル36

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